ゴマアレルギーとパン屋さん

最近、ゴマアレルギーのお子さんが増えているように思えます。

ゴマアレルギーなので、抜いていただけませんか?とのお問い合わせもよくいただくようになりました。

パン屋では、ゴマは生地の中に練り込んだり、トッピングによく使われる材料です。

 

ゴマよ、お前もか・・・

ゴマよ、お前もか・・・

 

ゴマアレルギーとは?

現在、年齢によっては卵についで発症例が多い食物アレルギーとなっているようです。

ところが、ゴマアレルギーに関する研究は少なく、ほとんど認識されてなく、ゴマのタンパク質が原因なのか、それとも油が原因なのかすらわかっていない状況です。

タンパク質を除いたゴマ油でも発症の例があり、酸化した油が原因では?とも言われています。

 

残念ながら、国もまだ把握していないのか、原材料表示すべき特定原材料25品目にも入っていません。

表示義務がないために、他の油と共に「植物性油脂」と表記される場合もあります。そうめんやうどんなどの乾麺にも「植物性油脂」としてごま油が使われていることがあり、注意が必要です。

また、薬剤および化粧品類にゴマの実およびゴマ油が使われていることがあります。

 

もし、アレルギー症状が出ているのに特定できない場合は、ゴマアレルギーの疑いがあります。

また、母乳を通じても感作されやすいそうなので、極力、授乳中は控えた方が良いとのことです。

 

追記

消費者庁は2013年9月20日、「アレルギー物質を含む食品に関する表示について」通知し、特定原材料に準ずるもの(推奨品目)として、新たにカシューナッツとごまの2品目を追加することを定め、2014年8月31日までに表示をするよう求めました。

現在では、カシューナッツとごまが推奨品目に加わることで、義務表示7品目、推奨品目20品目の合計27品目になります。

 

ゴマアレルギーは厄介?

ゴマは健康食で栄養価が高いということで、サプリメントにもなっているほど「健康食品」のイメージがあります。

離乳期の子どもには栄養が重要と考える親も多く、ゴマを与える機会が増えました。

そのことが裏目に出て、発症する頻度が高くなったとも言えます。

しかも、ゴマアレルギーは卵、乳とは異なり、なかなか改善されないと言われています。

ナッツ類やそばと同じく、アナフィラキシーショックを起こしやすい食材としても有名です。

ゴマアレルギーがある場合、共通抗原をもつ、キウイフルーツ、ケシ、ライ麦、ヘーゼルナッツなども要注意です。

いやぁ~これは厄介ですね・・・

 

当店での考え方

お店ではほとんどゴマアレルギーについてのお問い合せはありませんので、トッピングに使っていますが、オンラインショップでは全国からお問い合わせをいただいています。

そこで工場では、トッピングにゴマを使うのを止めました。

 

白いこしあんパン、【ミニ】白いこしあんパン

白いこしあんパン、【ミニ】白いこしあんパン

 

さつまいもあんパン、【ミニ】さつまいもあんパン

さつまいもあんパン、【ミニ】さつまいもあんパン

 

ちょっと化粧がなくなった感じで寂しい気もしますが、食べられないアレルギーっ子がいると思うと使うのを止めないとですね。

ゴマを練りこんだ生地のパンも作っていますので、現在のところコンタミなしというわけには行きませんが・・・

混入しないように細心の注意を払ってパンを作りたいと思っています。