甘さ控えめ、心に残る一口を。トントンが作る“あんパン”物語
                                                    
パン業界応援マガジン「ベーカリーパートナー」のアンケート(2024年)によると、好きな菓子パン第1位は、なんと「あんパン」!
メロンパンやクリームパンを押さえての堂々一位です。
でも実は、トントンではあまり人気がありません…
なぜでしょう・笑
『あんパン』って、好きですか?
どんなイメージを持っていますか?
昔ながらの定番パン。
ちょっと甘すぎるおやつパン。
そんな印象を持つ方も多いかもしれません。
でも、トントンのあんパンはちょっと違います。
自分が本当においしいと思えるあんパンを作りたい!
サラリーマン時代、数え切れないほどのあんパンを作ってきました。
でも、どれも「甘すぎる」と感じていたんです。
だからこそ決めました。
自分の店を持ったら――
「自分が心からおいしいと思えるあんパンを作ろう」と。
いくつものメーカーの餡を取り寄せて試しましたが、納得がいきません。
最終的に地元の製餡所へ自らレシピを持ち込み、何度も交渉して特別な餡を作ってもらうことに。
砂糖を減らすと日持ちが悪くなるため、最初は断られましたが、「全量買い取り」を条件にようやくOKをもらいました。
北海道産小豆 × てんさい糖。職人と二人三脚で生まれた餡
工場も見学させていただき、原材料や製法を自分の目で確認。
ようやく納得のいく餡が完成しました。







まるで和菓子のような、上品なあんパン
通常の餡よりも明るい紫色をしているのは、糖度が低い証。
一般的な餡が糖度50〜60度なのに対し、トントンの餡はわずか35度。
北海道産の小豆と、同じく北海道のてんさい糖だけで練り上げています。
余計なものを一切加えず、パン生地を含め食品添加物不使用です。

まるで和菓子のように上品で、豆の風味がしっかり感じられる「トントンのあんパン」
知る人ぞ知る、ちょっと贅沢な味わいです。
もっと人気が出てもいいんだけどなぁーー笑
あんパンだけをまとめ買いされるお客様もいるほど、根強いファンがいるこのパン。
まだ食べたことのない方は、ぜひ一度お試しください。
「あんパンのイメージが変わる」、そんな一品です。
                                    