じつは冷蔵庫がいちばんNG。パンを冷凍すべき、科学的な理由
パンが届いたのですが、どうやって解凍したらいいですか。電子レンジ?冷蔵庫??それとも自然解凍???
冷凍保存するには、パンを袋から出してラップに包むのがいいですか?
給食に持って行きたいのですが、どのように持たせたら美味しく食べられますか?
今年に入って、冷凍パンの扱い方や食べ方に関するお問い合わせをよくいただくようになりました。
ここ最近、スーパーでもちらほら冷凍パンを見かけるようになりましたが、違和感を感じる方も多いと思います。
ヤマザキパンやパスコなどの袋売りのパンのイメージが強いですからね。
でも、昔と違い、冷凍技術は格段に良くなりました。
冷凍のメカニズムも解明されてきて、温めると焼き立てパンを遜色ありません。
保存料を使わなくても日持ちするし、食べたいタイミングで解凍して食べることができます。
パンほど冷凍に向いている食品はない!

パンはご飯と同じ、デンプンの質がおいしさを左右します。
デンプンが固くならないためには、保存料を使うか、冷凍するか。
だったら、冷凍がいいですよね。
tontonのパンだけではなく、ヤマザキパンやパスコなどの袋売りのパンが余って冷凍保存したときも、同じ方法で大丈夫。
じつは「冷蔵庫」がいちばん危険!

意外に思われるかもしれませんが、パンの保存で一番やってはいけないのが冷蔵庫への保存なんです。
デンプンの老化が最も早く進むのは、0〜5℃の温度帯。
そう、ふつうの冷蔵庫の温度がちょうどそこに当たります。
「とりあえず冷蔵庫に入れておけば安心」と思いがちですが、実はパンにとっては一番つらい環境。
常温で放置するよりも早く、パサパサになってしまうんです。
だから、すぐ食べないなら冷凍一択。
これ、覚えておいてもらえると嬉しいです。
冷凍するとパンが「体にいい」って本当?

最近の研究でわかってきたことなのですが、パンを一度冷凍するとレジスタントスターチ(難消化性デンプン)という成分が増えるんです。
難しい名前ですが、要は「消化されにくいデンプン」のこと。
食物繊維と似た働きをして、血糖値の上昇をゆるやかにしてくれます。
さらに、腸内の善玉菌のエサになって腸内環境を整える効果も。
「冷凍→解凍→トースト」という流れが、実は栄養面でも理にかなっているんですね。
食パンを冷凍している方、知らずのうちに体にいいことをしていたかもしれません(笑)。
もっとおいしく食べるための3つのコツ

せっかく冷凍するなら、解凍もひと工夫するとぐっとおいしくなります。
① 袋ごとジッパーバッグに入れて密閉する
よく「一枚一枚ラップに包んで冷凍を」と言われますが、袋のままで大丈夫です。
ただし開封後はそのままだと冷凍庫のにおいが移ってしまうので、ジップロックなど密封できる冷凍用保存袋に入れておくと安心です。
② 焼く前に霧吹きで水をひと吹き
トースターに入れる前に、パンの表面に霧吹きで少し水をかけてみてください。
焼き上がりがパリッとして、中はふっくら。まるで焼き立てのようになります。
③ 焦げやすいパンはアルミホイルで包んで
クロワッサンやメロンパンなど、焦げやすいパンはアルミホイルで包んでからトースターへ。
全体にじんわり熱が入って、表面だけ焦げることなく仕上がりますよ。
冷凍パンは、食卓の頼もしい味方です

パンは、冷凍することでおいしさも栄養も守られる、とても冷凍に向いている食品です。
ぜひ上手に活用して、毎日の食卓を楽しんでください!
冷凍パンをおいしく召し上がっていただくために…
おすすめの解凍方法や保存方法などをまとめましたので、よかったらご覧ください!

