冷凍パンの普及はなぜ難しいのか?

「どうして冷凍なんですか?常温で送っていただけませんか?」

初めてのお客様からのお問い合わせ。

よくいただきます。

冷凍パンはあまり見かけないため、違和感を感じられるんですよね。

 

tontonのパンは全て冷凍でお送りしています。

 

冷凍食品は劣化が激しいと考えられています。

冷凍すると食品の水分が凍り、それが食品の細胞膜を傷つけて味が変わってしまう。

 

水分が多いお肉やお魚を冷凍して解凍すると、赤い汁が出てくることがあります。

これは一般的に「ドリップ」と呼ばれていて、細胞内の血や旨味を含んだ水分が初めに凍って膨張して、細胞膜を壊します。

解凍すると、壊れた細胞膜の隙間から旨味を含んだ水分が漏れて外に流れだします。

これが冷凍食品の劣化の原因。

 

でも、パンってそもそも水分が少ない食品。

どれだけパンを絞っても水分がにじみ出てくることはありません。

つまり、冷凍しても劣化が少ないということ。

食品の中で、一番冷凍に向いている食品と言っても過言ではありません。

 

パンのおいしさはデンプンのおいしさ。

デンプンは時間が経つと固くなって、おいしさが半減です。

 

デンプンといえば、ご飯も同じです。

「炊きたてのご飯」と「冷ご飯」、どちらがおいしいかといえば、絶対「炊きたてのご飯」です。

だから、おうちでごはんが余った時、デンプンが固くならないように冷凍して、食べるときはチンして食べますよね。

 

スーパーに売っている山盛りの袋売りのパン

 

焼きたてパン屋から言わせると・・・

袋売りのパンは、ご飯に例えると「冷ご飯」を売っているようなもの。

時間が経っても固くならないように、いろいろな工夫(固くなりにくい製法、phの調整、添加物など)がされています。

 

ネット販売でパンを購入いただく場合、どんなに急いでも召し上がっていただくのはパンが焼けた翌日。

もうデンプンは劣化しています。

だったら、焼きたてを冷凍して、食べる直前に解凍したほうがおいしい。

そんな思いで、冷凍パンの販売を始めました。

 

少し前、テレビでもてはやされていた「テーブルマークの冷凍パン」

 

 

一時期、どこのスーパーに行ってもありましたが、最近はさっぱり見かけなくなりました。

冷凍パン、やはり手に取っていただくのは難しいんでしょうか?

 

冷凍の餃子やチャーハンはしっかり市民権を得ているのに・・・

パンはどうして普及しないんだろ?

思いを馳せているうちに、はたと気づきました。

 

餃子やチャーハンと違って、パンという食べ物はどこに行っても簡単に手に入るからだ!

 

貯蔵もできて、食べたい時にいつでもおいしく食べられる。

そんな便利な冷凍パンを普及させるためには、トントンが頑張るしかない!?

 

 

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普通のパン屋だった当店が、なぜアレルギー対応パンを作り始め、専用のパン工場を作ることになったのか?

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アレルギー対応の焼きたてパン!
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